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歯科医師臨床研修指導歯科医講習会を受講して
1月29、30の2日間で、歯科医師臨床研修指導歯科医講習会を受講しました。大阪大学内より16名、学外より16名が参加しました。
内容は、大きく分けると2つに分けられると思います。1つは、歯科医師臨床研修指導歯科医になるにあたっての、教育論的な講習です。参加者が、1グループ8名の4グループに分かれ、研修歯科医に習得してもらいたい事柄を具体的に設定し、それを達成するカリキュラムを立案する方法、並びに臨床研修指導技法を、ワークショップ形式で学びました。“ワークショップ形式“というと聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと、ある目標(今回はカリキュラム作成)を定め、その達成に向かってグループの参加者が効率的な討論を行い、一定の時間内(2日間)に成果(具体的に模造紙に書いて他グループの参加者に発表)を挙げるという学習方法です。3人寄れば文殊の知恵といいますが、この方法により1人で考えるよりもはるかに有効に、早く問題解決を行えるとのことで、今回私もその有効性を少し理解できたような気がしています。この方法は、歯科に限らず既に医科では本格的に取り入れられている技法だそうです。本来は、富士研という研修施設で4、5日かけて行う内容を、今回は2日間で凝縮して行うとのことでした。学生の頃から授業を聞き、その後基本的には1人で暗記型の勉強というのに慣れていた私にとっては、“ワークショップ形式”の学習方法自体がまず新鮮で、普段使わない頭を使ったせいか、大変ハードで充実していました。また、カリキュラム立案に当たっては、研修医に課した課題の達成状況を“適正に評価する”手法についても重視されていました。このような手法、考え方は研修医の研修だけでなく、自己研鑽、また歯科医院でのスタッフの教育にも応用できそうで、大変勉強になりました。
2つ目は、来年から必修化される臨床研修に関する制度的な説明と、それに関わる全体討論です。1日目の最初に、厚生労働省の平田創一郎先生(阪大42回生の先生で心強いです)より、制度的な説明を頂きました。その後前述のワークショップ形式の講習を行った後、2日目の最後に全体討論を行いました。一般歯科医院という協力型施設において、どのように研修医の先生を受け入れていくのか、給与面、受け入れ期間の面など、いろいろ活発な質問、議論が行われました。まだまだ不確定な部分も多いようですが、だからこそこのような議論を通して研修医、国、大学、協力型施設となる一般歯科医院の4者にとって共によりプラスになる制度になる余地があるのではと期待しております。
最後に、今回の研修は教授、同窓会の大先輩の先生から、私のような若手まで同じテーブルにつき歯科医師臨床研修に関する講習会を受けるいう意味でも、大変貴重、あるいは恐れ多い?経験をさせて頂きました。いろいろな立場、キャリアの先生方と意見を気軽に交わせたことも、ワークショップ形式ならではのことだと思います。また懇親会等で、同世代の先生や学生時代の1診ライターの先生とも臨床研修の話題を離れてお話する機会もあり、楽しいひと時を過ごすことも出来ました。実施責任者の恵美須先生、企画責任者の野首先生をはじめ、準備にあたった講習会のスタッフの先生にもこの場をかりて厚く御礼申し上げます。
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